「パパ、これどこに捨てるの?」
ある日、娘がペットボトルを手に質問してきました。確かに今までプラスチックごみとして一緒に捨てていたけど、最近ゴミ出しルールが少し変わった気がする…。実は、2024年から段階的に進められているプラスチックごみの新しい分別ルール。地域差はありますが、特に注目されているのが「ペットボトルの単独分別化」です。
今回は、親子で一緒に取り組める「プラごみ新ルール」をわかりやすく解説し、分別の意味や実際に気をつけたいことを紹介します。
なぜペットボトルが“単独分別”になるのか?
リサイクルの質を高めるため
ペットボトルはリサイクルの優等生とも言われるほど再利用率が高い素材です。ただし、それはキャップやラベルを外して、きちんと洗浄された状態で分別されている場合に限ります。
しかし、現状では他のプラスチックと一緒に捨てられることも多く、異物混入や汚れのある回収品がリサイクルの妨げになっているのです。そのため、自治体や国はペットボトルをより厳密に分けて回収しようとしています。
プラスチック資源循環促進法の影響
2022年に施行された「プラスチック資源循環促進法」により、企業・自治体・家庭それぞれにプラごみの削減と資源化が求められるようになりました。
これにより、スーパーなどでも「ボトル専用の回収箱」が増えたり、自治体のルールも細分化されたりしてきています。
地域によって違う?わが家のごみ出しルールを確認しよう
例:東京23区の場合
東京都ではすでに多くの区で「ペットボトル=資源ごみ」として“瓶・缶・ペットボトル”の日に出す、という形で運用されています。
ただし、「キャップやラベルは“プラごみの日”」に分けて出す必要があり、実は細かいルールが存在します。
例:千葉・埼玉・地方都市のケース
一方で、地方では「プラスチック製容器包装」としてまとめて出せる自治体もありましたが、順次、ペットボトルの独立回収を進めている自治体も増加中です。
「うちの地域はどうだっけ?」と思った方は、自治体のゴミ分別アプリや公式ホームページで確認してみてください。
家庭でできる!新分別に向けた5つのポイント
1. キャップ・ラベルを外す習慣をつける
子どもたちにも簡単に教えられるのが「3ステップ分別」。
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飲み終わったら水ですすぐ
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ラベルを剥がす
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キャップを外す
この手順を毎日の習慣にすると、自然とリサイクル力がアップします。
2. ラベルは“プラごみ”へ
ついそのままにしがちですが、ラベルも素材的には別扱い。剥がしたラベルは「プラごみの日」に出しましょう。
3. スーパーの回収ボックスを活用
最近のスーパーでは「ボトル専用回収コーナー」が設置されている店舗が増えてきました。
買い物のついでに持っていけば、手軽に正しいリサイクルができます。
4. 園や学校でのリサイクル教育のきっかけに
わが家の長女(小3)は、学校の総合学習で「ごみのゆくえ」について学んでいます。この機会に、家庭で実践していることを共有するのもおすすめです。
5. 親子で「ごみ出しルール表」を作ってみる
わかりやすい表やイラストで、どのごみをどの日に出すのかを可視化すると、子どもも参加しやすくなります。
壁に貼っておくと「今日は何の日?」と自然に確認できて便利です。
プラごみのルール変更が進む背景とは?
世界的な資源問題とリサイクル政策
近年、国際的にプラスチック廃棄物が海洋汚染を引き起こすなどの問題が注目され、G7でも対策が求められています。日本はこれまで海外にリサイクルごみを輸出していた側面もありましたが、それも見直される中、国内循環の強化が急務となっているのです。
“ごみ出し”は家庭のエコ第一歩
ごみの出し方を見直すことは、環境への思いやりの第一歩。子どもたちにとっても、「地球を守るってこういうことなんだ」と実感しやすい活動です。
まとめ|新ルールに戸惑わず、親子でエコ習慣を育てよう
プラごみの分別が細かくなってきて「面倒くさいな」と感じることも正直あります。
でも、その背景には未来のための選択があります。
「パパ、このペットボトル、今日出していい?」
そんな何気ない会話の中に、親子でできるエコ活動のヒントが詰まっているのかもしれません。

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