最近、「AI(エーアイ)」という言葉をよく聞くようになりましたね。ニュースやテレビ、学校の授業、さらにはおうちでも話題になることが増えてきました。でも、AIってなに?ぼくたちの毎日に、どんなふうにかかわってくるの?
この記事では、小学生でもわかるように、AIがどんなものか、そしてこれからの生活がどう変わっていくのかを、やさしく楽しく解説します!
AIってなに?ロボットとどうちがうの?
AIの意味をかんたんに言うと?
AIは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」の略で、日本語にすると「人工知能」といいます。かんたんに言うと、人間のように考えたり学んだりするコンピューターのことです。
たとえば、質問に答えてくれるスマートスピーカーや、ゲームで敵の動きをかしこくするプログラムもAIの一種です。
ロボットとAIは同じじゃない?
ロボットは「動くからだ」、AIは「考えるあたま」と考えるとわかりやすいです。AIが入っていないロボットもあるし、AIはスマホやパソコンの中にあって、からだがないこともあります。
つまり、ロボット=AIではなく、「AIを使ったロボット」もいれば、「AIだけのアプリ」もあるということです。
AIはもう身近にある!どんなところで使われてる?
おうちの中のAI
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スマートスピーカー(「アレクサ、音楽かけて」など)
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スマート家電(AIが温度や時間を自動で調整)
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動画サイトのおすすめ機能(好きそうな動画をAIがえらぶ)
実は、みんなの家にもすでにAIがいるかもしれませんね!
学校や勉強にもAIが
最近は、AIが答えを教えてくれる学習アプリや、先生の手伝いをする教育AIも登場しています。苦手なところをAIが見つけて、ぴったりの問題を出してくれることも。
これからは、学校の授業にもどんどんAIが使われていくかもしれません。
外の世界でも大活やく!
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お店で:セルフレジの顔認証や、おすすめ商品の提案
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電車やバス:AIが運転する「自動運転」技術の研究が進行中
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病院:レントゲンやCT画像をAIが見て、病気を早く見つける
わたしたちのまわりのいろんな場所で、AIはすでに大活やく中なんです。
これからの生活はどう変わる?未来の予想
AIといっしょに働くようになる
未来では、人間とAIが**「いっしょに働く」のがあたりまえ**になると言われています。
AIができること:
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データをはやく調べる
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失敗しにくい作業をコツコツくりかえす
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過去の情報から先をよそうする
でも、人間にしかできないこともあります。たとえば:
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思いやりや感情を持って行動する
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新しいアイデアを生み出す
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人と人をつなげる
AIは「すごい道具」であって、人間をこえる「心」を持つわけではありません。だからこそ、「AIにできないことをする人」が、これからの時代にとても大事になるんです。
AIがあると生活はもっと便利に
将来は、こんな世界になるかもしれません:
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自動運転の車で安全に通学
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AIが一人ひとりに合わせた授業をしてくれる学校
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病気になる前にAIが教えてくれる健康管理
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ロボットが家事を手伝ってくれる毎日
でも、AIにまかせっきりになるのではなく、どう使うかを考える力が、ますます大切になってきます。
AIのいいところと、気をつけること
AIのいいところ
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はやくて正確な仕事ができる
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同じ作業を何度でもできる
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人が大変なことを手伝ってくれる
たとえば、病院の先生の診察を手伝ったり、大きな工場での検品作業をしたりと、AIは人の生活を支えてくれる相棒として活やくしています。
気をつけるべきこともある
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まちがった情報を覚えてしまうことがある
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AIが判断している理由がわかりにくい
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人の仕事がなくなることもある
だから、AIを使う人が「どう使うか」「本当にそれでいいのか」を考えることが大切です。AIは「考える力」をくれるけど、「決める力」はまだ人間にまかされているのです。
小学生のぼくらが今できることは?
AIについて「知る」「使う」「考える」
これからの時代を生きるぼくたちにとって、AIを正しく知って、正しく使って、正しく考える力が必要になります。
プログラミングやAIについての授業も増えてきているので、わからないことがあってもおそれず、どんどん質問してみましょう!
人と話すこと、考えることを大切に
AIはすごいけど、友だちとの会話や家族とのつながりは、AIではできない大切な時間です。人と人との関わり方を大事にしながら、AIともなかよくつき合っていきましょう。
まとめ:AIといっしょに、未来を楽しくつくろう!
これからの生活は、AIといっしょに進んでいく未来です。AIがいても、主役はわたしたち人間。
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AIはすでに生活の中で活やくしている
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これからの未来では、AIと人間が協力して生きる
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小学生の今から、「知る・使う・考える」を大切にする
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AIにできないこと=人とのつながり、やさしさ、発想力をのばそう
みんながAIを正しく使えるようになれば、未来の生活はきっと、もっと明るく、楽しくなるはずです!
ベネッセ教育情報:子どもと一緒にワクワク使おう!AI超入門解説
AIの基本や活用方法を、親子で楽しく学べる内容になっています。
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