法事や法要というと、昔ながらのしきたりに従って粛々と行うイメージがありますよね。でも、小学生の子どもを育てながら忙しい毎日を送っていると、「何回忌っていつまでやるの?」「やらないと非常識?」なんて疑問も湧いてきます。この記事では、何回忌の基本や昔と今の違い、現代の家庭事情に合った向き合い方を、親しみやすく解説していきます。子どもに伝えるための豆知識にもなりますよ。
何回忌とは?法要の基本をおさらい
命日から数えて何年目?
「何回忌」とは、亡くなった方の命日から数えて行う年忌法要のことです。数え方には少しコツがあり、亡くなった年を「一周忌」、翌年を「三回忌」と数えます。
| 法要の名称 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 一周忌 | 1年後 | 最も丁寧に行うべきとされる |
| 三回忌 | 2年後 | 多くの場合、親族中心に実施 |
| 七回忌 | 6年後 | 節目として行う家庭が多い |
| 十三回忌 | 12年後 | 減少傾向にある |
| 二十七回忌以降 | 24年後以降 | 現代では省略されることも |
昔はもっと多かった法要の回数
かつては三十三回忌、五十回忌まできちんと行う家庭も珍しくありませんでしたが、現代では七回忌までで区切る家庭が多いようです。共働きや核家族化、親戚同士のつながりの変化も影響していると考えられます。
何回忌はやらないと失礼?現代のマナーと考え方
やらない家庭も増えているのが現実
最近では、「三回忌まではやるけれど、それ以降は省略」「お墓参りだけで済ませる」といったケースも増えています。やらなかったからといって非常識とされることは少なく、むしろ無理せず心を込めて供養することが大切だという考え方が広がっています。
地域や親族による違い
法要に対する考え方は地域差や親族の価値観にも左右されます。たとえば、祖父母世代が「十三回忌まではきちんとやるべき」という意識を持っていると、若い世代としては悩ましいところ。「どこまでやるか」は家族でよく話し合うことが重要です。
小学生の子どもに伝える“法要の意味”
子どもたちにとっては、法要は少し堅苦しく感じるかもしれません。でも「みんなでおじいちゃんのことを思い出す日なんだよ」「ありがとうを伝える日だよ」と伝えれば、理解しやすくなります。我が家では、法要のあとにみんなで昔の写真を見たり、おじいちゃんが好きだった料理を食べたりして、家族の絆を感じる時間にしています。
現代の家庭に合った法要の工夫
法事は“形式”より“気持ち”が大切
忙しい子育て世代にとって、土日や祝日のスケジュールはすぐに埋まってしまいます。無理に大人数を集めてお寺で…というスタイルが難しいときは、自宅で手を合わせるだけでも十分。仏壇がなくても、遺影に花を飾る、好きだったお菓子をお供えするなど、小さな気持ちが大切です。
オンライン法要という選択肢
最近では、遠方の親戚ともつながれるオンライン法要のサービスも登場しています。ZoomやLINEを使って法話を聞いたり、リモートで読経に参加するなど、デジタルの力で心を寄せ合う新しいスタイルが注目されています。
子どもと一緒にできる“お供養ごっこ”
「おじいちゃんにお手紙を書いて仏壇に置こう」「好きだったみかんを一緒に供えよう」など、遊び感覚で参加できる工夫をすれば、子どもも自然に“供養する気持ち”を育めます。
まとめ:法要の形は自由に。大切なのは“つながり”
時代が変わり、法要のスタイルも柔軟になっています。「こうしなければいけない」という決まりはなく、自分たちの暮らしや価値観に合った方法で供養することが、何より大切なのだと思います。
私たち家族も、子どもたちと一緒に“想う時間”を大切にしながら、無理のない形で法要に向き合っていきたいと考えています。子どもたちが「家族っていいな」「命って大切だな」と感じるきっかけになれば、それこそが最高の供養かもしれませんね。


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